創業して約100年の醤油屋さんの製品です。大手企業の製品とは一味違っております。少し甘口でうまみのある製品です。
国登録文化財!旭醤油醸造場に行ってきました
「きなはいや直売所」でも販売していて、好評の旭醤油さんのお店は
明治17年に建てられ、文化財にもなっていて、白壁がとてもきれいなお店です。
この建物の奥で代々引き継いでこられ、現在は清家 善右エ門さんが作られています。
下の写真は娘さんご夫婦で、中川 賢治さんと美保さんです。
2年前から一緒に仕事をされているそうで、いろいろお話を聞かせて貰いました。
建物の屋根も、明治時代ならではの作り方のようです。
当初は酒醸造場だっとそうで、そのなごりもあるようです。
大正時代に醤油醸造場に変わったそうです。今でも醤油はもちろん
さしみ醤油はうまみ・甘味があり、吉田の新鮮魚によく合い、人気だそうです。
だし醤油も淡口醤油がベースで出汁が利いていて、このだし醤油を使うと
おいしい煮物が簡単に作れる!と若い人にも好評だそうです。
その当時使われていた道具なども沢山並べられていました。
お店の中の商品を並べている台は、大正時代から昭和30年まで
醤油の量り売りに使われていた流し台で、モザイクタイルが大正時代の物で
珍しいそうです。
屋根や戸棚なども大正時代そのままですが、電気コードをつなぐ道具も
陶器で出来ていて、今では見られない懐かしい物です。