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池田さんの園地はご自宅の裏山、宇和島市街を望める小高い山にあります。 どうでしょう!どの木も枝振りが整えられていて、実のなり方も偏りがなくバランスが取れている感じです。農業されている方なら何となく見て分かるかもしれませんね。 (2013年、柿の裏年で実の数は少な目でした) |
次郎柿の収穫は10月下旬から始まります。ご夫婦はシーズン以外でも毎日のように畑に上がってきて柿の色づき、害虫被害など園地の見回りをするそうです。柿を見てかわいいかわいいとおっしゃる奥さんと、柿作りは面白いとおっしゃる旦那さん。50年も農業を営まれているという池田さんは、「若い頃はとにかく量を作らないといけないと思ってばんばっていた。今はもうそんな必要は無いから、とにかく旨いと言われるものを作りたい」と。 | |
柿は色づいたものから順に収穫していますが、毎日畑を見回っては色具合をみて、これは明日まで収穫を待とう、次の大雨でお尻が割れそうだから今日収穫しておこうなど、ひとつひとつ見極めているそうです。 通常、収穫が終われば閑散期に入りますがそれでも休むことはありません。冬の間は粗皮削りという作業をします。柿は樹の皮の下に隠れて越冬する害虫がいるため、通常は農薬を散布するのですが、池田さんは農薬で防ぐのではなく木の幹の粗皮を剥いで防いでいます。更に除草剤も使っていないとのことで春から〜秋まで伸びると刈るを繰り返し、結局休める時期はないそうです。 |
とそんな話を伺いながらも木の様子が気になるらしく、池田さんはず〜っと手を動かされています。(すみませんお忙しいところ、気持ちの良い畑なのでつい長居してしまいました)それで何をされているのかと言うと、葉の数を調節しています。 さすが万事ぬかりがありません。実1つに対して適量の葉の数というものがあるそうです。それから葉が茂りすぎて日陰になっている実があればまた葉を落としていきます。それに花が付いた後の摘蕾作業、実の数を調節する摘果も。それにそれに、枝が込み入らないように剪定で調節もします。 その上、2013年のような日照りが続いたりすると、自分が暑さに遣られそうになりながら、木を守るために来る日も来る日も潅水(ホースで水遣り)。そんな風に一年を過ごしているといつも柿のことが頭にあって、夫婦でいろいろ工夫して美味しくなる研究をしているそうです。 「大変ですねー」と言うと、 「山に上がらない日があると反対に気になっちゃって、柿作るのは楽しい、もう趣味だから」と栽培50年の池田さん。そして「この趣味はいいよ〜、山は気持ちいいし、健康にもいいし、お金掛からないし、その上お金もらえちゃうんだから」。「あ、でもこの趣味はかなり骨は折れるけどね」と冗談交じり。 楽しくステキな農家さんでした! (2013年取材−その年の夏は連続何十日とまともな雨の降らない日照りの年でした) |
【お召し上がりのご注意】 コリコリした食感は時間がたつと柔らかくねっとりしてきます。 常温に置いておくと数日で柔らかくなり始めますので、消費に時間が掛る場合はポリ袋に入れて冷蔵庫で保管して下さい。
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